東北
桜ライン311の活動応援
2024.03.10
Colors
紅を注したように、
あでやかに映える。
その色は、技を磨きあげた
漆人(うるしびと)の情熱の発露(はつろ)。
漆の採取から漆器づくりまでを担う漆処、二戸市浄法寺町。
国内で使用される漆の98%が海外産に依存する今、この町は国産漆の最後の砦となっています。
浄法寺には漆掻き職人だけで20名ほどがおり、岩手県北地方には数十万本の漆の木が現存するといわれます。
漆を掻き集め、漆器を塗りあげる職人の技。“麗し”が語源とされる漆の恵み。この資源を糧としながら、欧米の人々をも魅了し続ける“JAPAN(英語:漆)”の文化を、「浄法寺 うるわしレッド」の色に込めて継承していきます。
画像提供:株式会社浄法寺漆産業
浄法寺 うるわしレッド
東北 岩手県 二戸市
「浄法寺漆」
英語で「JAPAN」と呼ばれる漆や漆器。しかしながら、現在国内で使われている漆のほとんどは中国やベトナムから輸入され、国産はわずか2%にすぎません。岩手県二戸市浄法寺町は国産漆の7割以上を生産し、原料(漆)から製品(漆器)までを一貫して生産している、国内でも希有な地域。浄法寺を含む岩手県北地方には数十万本の漆の木があると言われています。