Colors

浄法寺 うるわしレッド

紅を注したように、
あでやかに映える。
その色は、技を磨きあげた
漆人(うるしびと)の情熱の発露(はつろ)。

漆の採取から漆器づくりまでを担う漆処、二戸市浄法寺町。
国内で使用される漆の98%が海外産に依存する今、この町は国産漆の最後の砦となっています。

浄法寺には漆掻き職人だけで20名ほどがおり、岩手県北地方には数十万本の漆の木が現存するといわれます。

漆を掻き集め、漆器を塗りあげる職人の技。“麗し”が語源とされる漆の恵み。この資源を糧としながら、欧米の人々をも魅了し続ける“JAPAN(英語:漆)”の文化を、「浄法寺 うるわしレッド」の色に込めて継承していきます。

画像提供:株式会社浄法寺漆産業