東北
桜ライン311の活動応援
2024.03.10
Colors
海岸沿いに、
手と手を取り合うように続く桜並木。
その色で浮かびあがる一本の線は、
後世への3.11メッセージ。
かつて陸前高田市は、3.11と同規模の津波に市中が飲み込まれたという苦い経験があります。
もしも、あの時。過去の大津波の到達点が印されていたら……
奪われた命はもっと少なくてすんだかも知れません。
この想いを胸に始動したのが、3.11の津波到達ラインに沿って10mおきに桜を植樹していく、「桜ライン311」活動です。
賛同者の後押しと共に、めざすのは全長170kmに及ぶ桜並木。
万一の大津波時、その「陸前高田 ゆめブロッサム」の色で浮かび上がる一本の線が、かけがえのない避難の道しるべとなります。
陸前高田 ゆめブロッサム
東北 岩手県 陸前高田市
「桜ライン311」
岩手県陸前高田市内の約170kmに渡る津波の到達ラインに桜並木を作り、後世の人々に「津波の恐れがあるときにはその並木より上に避難する」を伝承することを目的に取り組む認定NPO。2019年12月時点で1,700本の桜の木が植樹されましたが目標の17,000本までまだまだ志なかば。活動をサポートしてくれる仲間を募集中です。
https://www.sakura-line311.org/