東北
桜ライン311の活動応援
2024.03.10
Colors
鉄道車両の色である以上に、
希望の色。
復興への想いを乗せて、
リアスの海辺を走り続ける。
「三陸海岸を縦貫する鉄道を」……
地元の悲願に応えて1981年に開通したのが三陸鉄道です。
人気テレビドラマの舞台にもなった久慈・宮古間の北リアス線と釜石・盛間の南リアス線からなるこの三陸鉄道は、東日本大震災の5日後には一部区間で運転を開始。
「震災復興列車」として被災者を勇気づけました。
親しみをこめて三鉄(さんてつ)と呼ばれるこの鉄道は、2014年4月、全線の運行を再開。
赤・青・白の「さんてつ トリコロール」に車体を輝かせながら、この地の「復興」を先導しています。
画像提供:久慈広域観光協議会
さんてつ トリコロール
東北 岩手県 三陸地域
「三陸鉄道」
1984年の開業以来、地域住民や観光客の足として親しまれてきた三陸鉄道。東日本大震災では、津波により路線の一部や駅舎が流出するなど大きな被害を受けましたが、たくさんの支援に後押しされ、全線復活。さらに「北リアス線」と「南リアス線」に挟まれ、震災後運休状態だったJR山田線が経営移管されることが決定。2015年3月、鉄路再開に向けた工事が着工しました。